1948-10-12 第3回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第2号
そのときに水谷商工大臣が、経本案、商工省案というのが、それほど官僚統制主義の面がある。あるいは現場と本社を切り離すというような点があることを指摘されるならば、修正をしてもよろしいということで、それから二日経つて、たしか七月一日か二日だと思いますが、國会で修正をされることはいいということを言われたわけです。その案がつぶれたことについては、たいへんやつかいになつたということであります。
そのときに水谷商工大臣が、経本案、商工省案というのが、それほど官僚統制主義の面がある。あるいは現場と本社を切り離すというような点があることを指摘されるならば、修正をしてもよろしいということで、それから二日経つて、たしか七月一日か二日だと思いますが、國会で修正をされることはいいということを言われたわけです。その案がつぶれたことについては、たいへんやつかいになつたということであります。
○川崎證人 岡部君が、金ができたから友だち同士わけたいというときに、私が疑点をもつたから聽いてみたら、今度の商工省案や経済安定本部の案が一應引つこめられて、國会で修正せられることになつたということについては、北村政調会長や私の活動によるものだから、ぜひ受取つてもらいたい、そういう意味もあるのだということでありました。
○椎熊委員 石炭國管案と言いましてもいろいろ案が変つているんだが、あなた方最初に反対せられたのは商工省案あるいは社会党案で、最後に三派が意見が一致して議会に出された案に対しては、業者の中にこれは非常によい案だという意見の人があつたように聞くが、そこはどうですか。
○原口証人 商工省案とか、安本案とかいつたようなものが、どこからとなしに業者の手にはいりましたので、それを見て驚いたわけです。それからこれはたいへんなことだということでやつたのであります。
ちようどそれは五、六月のころと思いますが、その時分にたまたま國管案の問題が國会に上程される運命にあるのだということを耳に挾みまして、その後石炭廳、すなわち商工省案と申しまする草案が手にはいりまして、これでは現段階においては國家の要請に副うような増産はできないのだということで、当時私は副会長ではなかつたのでありますが、そういう意図をもちまして、数人の人が品川の商工大臣官邸におきまして、当時の安本長官和田
○荊木委員 先ほども大体わかつていますが、経済安定本部の案が出て、商工省案が出て、それから西田君の案が出て、西田案を民主党の政調会で通して案が三遍か四遍か変つているが、終始一貫反対でした。大手筋は西田君のはのめる、中小鉱業者はのめないという運動が一部動いたことはありませんか。
○始関政府委員 鉄鋼局の設置の場合におきまして、定員をどうするかという問題でございますが、ただいまの商工省案におきましては、合計二百二十九名、——先程お話がございましたように、現在の定員は、大体実員よりは少し多いのでありまして、百十名程度でございますが、これを二百二十九名にいたすというように考えております。
○一松政二君 その點については、私もこの間小委員會のときに伺つたのでありますが、つまり今度國家行政組織法ができて、各省の組織法が決まるから、その上でやつたらよいのじやないかという私の意見を申述べたところが、何かこの今度の商工省案では、中小企業廰の分に對してはこれによるとかなつておるというような答辯であつたのでありますけれども、どうもそれではいろいろ、今小野委員或いは山下委員の御發言の内容を伺つて見ますと
○國務大臣(水谷長三郎君) これは商工省案とか安本案とか傳えられているときは、年額〇〇トン以上ということで、或いは五万トン以上、十万トン以上ということに世間では傳わつておりますが、又商工省におきましても、安本におきましても、そういうはつきりした数字を責任ある者から言うたことはございません。
れたものは生産の助長なり、或いは福利、厚生施設を充実するために、國管と同時に石炭公團を設けて、全鉱に対してその斡旋を行わんとするものであつて、この石炭公團の働きによつて、國管の対象となる山と、それから対象にならない山との不公平を是正したいということを七日二日の衆議院の本会議において述べられた、ところがそれ以前に我々が承知いたしておりまする片山内閣の國管案の骨子というものは、これとは又違つておる、即ち商工省案
國管案が論議されておりましたのは、確か片山内閣が成立いたしましてから、六月に入つてから、商工省案としての石炭の國管案が新聞紙上に出たのであります。その後我々は安本案といたしましての國管案、いろいろのものを新聞紙上で承知しておつたのであります。
現内閣成立以來、いち早くこの國管問題を取上げ、安本案、商工省案、民主黨案、本案等々、幾變轉の今日、半歳近い日子を經過いたしまして、なぜこの長い期間において、勞資双方の對立関係を、政府は積極的に誠意をもつて解決に乘出してくれなかつたのでありましようか。
私はこの國管案の一番初めの商工省案が出ましたときから、数回にわたりまして関係閣僚、あるいは政党の方々と、國管案をめぐつて御懇談を申し上げたのでありますが、そのときに、それならば、業者はどういう特別の増産対策をもつておるのかということをよく尋ねられたのであります。
なお業者並びに労働組合側においても、政府案につきましていろいろ不満の点があるように思うのでありますが、御承知の通り当初安本案、商工省案、それからいろいろの案が出まして、與党三派の協議もついに結論を見出し得ずに、政府案が出たのでありますから、まだ論議の余地は十分あるのであります。
ただ組閣後一年經つか經たぬうちに提案されて、その間どれだけの研究があつたか知りませんが、いわゆる商工省案なるものが世間には傳わつておるのであります。しかも商工省案というものは、われわれは新聞だけで知つたのでありますが、いろいろな機關ができておる。その案がいつの間にやら棚上げされてしまつた。そしてしきりに猫の眼のよいに變つてきた。
商工大臣はいつも提案理由に盛られたことを否定して、いや、一擧に畫一的にやる意思はないのだとおつしやにますけりども、私はどうしても民主黨の從來主張してきた點、三黨首會談で協定された點を全然オミツトしてしまつて、依然として安本案とか、商工省案の構想にとらわれて、この法文ができておるということを、この際強調して指摘したいのであります。
○水谷國務大臣 この問題につきましては、前の機會にも私が述べた通りでありまして、石炭増産の一切の責任を負う商工省の立場からいたしますれば、商工省案、あるいは安本案として傳えられたときに、はいつておつた條文を活す方がよいという考えをもつておつたことは事實で、その通りお答えしたのであります。
○水谷國務大臣 ただいまの御質問はまことにごもつともでございまして、御案内のように、この法案の初め安本あるいは商工省案として傳えられました案に對しましては、大體前期の下期を標準にいたしまして、年産〇〇トン以上の所に線を引いて、指定炭鑛の境にするというようなことも考えておりました。
しかもこの態度たるや、今もつて変らず、この案の作成の過程において、わが党は、さきに安本案あるいは商工省案、社会党案に対して嚴密なる批判檢討を加え、その努力の結果、本日提案されたる政府案は著しくその社会主義政策が是正されてきたことは事実であります。
そして公聽の内容につきましては、私どもは石炭國管の案につきましては、まことに今まで、あるいは商工省案であるとか、ないしは石炭廳案であるとか、ないしは安本案であるとか、ないしは民主黨案であるとか、ないしは某々案であるとか、非常に多種雜多な案が世間に流布されておつたのであります。從いまして、世間といたしましても、どれが一體國管案な内容であるのか、おそらく明瞭を缺いておるであろうと思います。
その結果百貨店の営業に対する統制の法制化が問題となりまして、昭和七年以來毎議会に各種の百貨店法案が提出されたのでありまするが、昭和十二年第七十一議会において、商工省案の百貨店法案が漸く通過公布されたのであります。
その結果、百貨店の營業に対する統制の法制化が問題となり、昭和七年以来毎議会に各種の百貨店法案が提出されましたが、昭和十二年、第七十一議会において、商工省案の百貨店法案がようやく通過公布されたのであります。